モンゴル国のバトツェツェグ外務大臣は、徳島、富山、札幌におけるモンゴル国名誉との会談
領事である河内志郎氏、藤重佳代子氏、竹内一秋氏らを外務省に迎え会談を行いました。バヤルサイハン駐日大使が同席しました。
バトツェツェグ外相は、モンゴル国と日本の「人を基盤とする」関係と協力が、「平和と繁栄のための特別な戦略的パートナーシップ」の高い水準で発展し、国民間の交流が活発に進んでいることを強調しました。また、友好関係の基盤となる国民間交流をさらに拡大し、名誉領事の管轄地域に居住するモンゴル国民と常に連携を強化し、彼らの権益を保護し、必要な支援を提供するよう要請しました。
さらに、モンゴル国政府の地域開発政策に基づき、各地域の特性を活かしたブランド製品の製造・販売のために日本の経験を導入し、共同のモデルプロジェクトやプログラムを実施するなど、具体的な協力を進めることについて意見交換しました。
各名誉領事は、両国の経済、投資、観光、文化、教育などの分野での関係と協力を一層拡大・強化するために尽力することを改めて表明しました。
そして、世界の平和と幸福、明るい未来のために子どもたちや若者の声を結集する目的で、モンゴル国に「母なる地球 子ども村」という国際的な子どもキャンプを設立し、モンゴル国の「10億本の木」国民運動の枠組みで、子どもたちや若者と共に100万本以上の木を植樹する計画が披露されました。また、子どもたちの総合的な身体的発達に資するため、モンゴル全国で「ティーボール」を普及させ、21の県の子どもたちを対象にした大会やスポーツイベントを開催するなど、積極的な活動を展開する意向が示されました。
会談では、「駐日モンゴル名誉領事館推進協会」」の設立について合意がなされました。
現在、日本の新潟、福岡、愛知(名古屋)、北海道(札幌)、徳島、富山、広島の各地域において、モンゴル国の名誉領事が任命され、活動を行なっています。