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モンゴル国の気候条件に適した新たなコメ品種栽培プロジェクトを推進

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2026-04-14

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フレルスフ大統領の提案により実施されている「食料供給・安全保障」国民運動を支援し、藤重佳代子在富山モンゴル国名誉領事は、2008年から2010年にかけてモンゴル国で試験的に実施されていたコメ栽培プロジェクトを再開・推進しています。

本プロジェクトでは、セレンゲ県においてコメ品種の改良研究が行われ、当時新たな品種が開発されました。この品種は国際特許を取得し、「チンギス・ゴールド」と命名されています。水田稲と陸稲を交配したものであり、水の使用量が比較的少なくて済む点が特徴です。また、アフリカ系の稲の遺伝的特性を有しており、およそ2.5~3か月で収穫可能であることが確認されています。

 昨年6月以降、藤重名誉領事は、栽培適地の選定、土壌サンプルの採取・分析、灌漑資源の調査などのため、たびたびモンゴル国の地方部を訪問してきました。本年6月15日には、ウブルハンガイ県において同プロジェクトを再始動し、9月の収穫を目指す計画です。

 藤重名誉領事は、本プロジェクトの実施により、厳しい気候条件を有するモンゴル国に適した持続可能な新たな農産物生産モデルとなること、寒冷地向けコメ品種の開発を最初に提唱した日本の折谷隆志(おりたに たかし)農学博士(90歳)が存命中に、その長年の研究成果を実現したいとの思いから、本事業の再開を決断したことを強調しました。新品種「チンギス・ゴールド」は、日本とモンゴル国の長年にわたる農業協力の成果を象徴するものです。

本取り組みは、モンゴル国における食料生産の多様化の促進、農業技術の発展への寄与、さらには両国の農業分野における協力関係の強化に資する重要なプロジェクトであり、関係省庁が政策的な支援を行なっています。

(※掲載写真は2008年当時のもの)