モンゴル国と日本の外交関係樹立53周年を迎える

本日2月24日はモンゴル国と日本の外交関係樹立53周年記念日にあたります。

自由、民主主義、法の支配という共通の価値観を有するモンゴル国と日本の友好関係と協力は、現在、「人を基盤とする」「平和と繁栄のための特別な戦略的パートナーシップ」という高い水準へと段階を進め、拡大強化されています。

外交関係樹立から1990年代まで両国の政治的関係は限定的でありましたが、交流と協力の制度的基盤が築かれ、友好親善諸団体の積極的な取り組みがこの期間の協力に重要な役割を果たしました。

モンゴル国で民主的な変革・刷新が始まった1990年代以降、モンゴルと日本の関係は急速な発展の時代が始まりました。我が国が直面している体制移行期の困難を乗り越えるために日本国政府と日本国民の皆様が最も早く支援してくださったと同時に、国際的にモンゴル国の発展と改革を支援する諸国を率先してきたことに、私たちは常に深く感謝しています。

我が両国の友好関係と大切なパートナーシップをこのように深く発展させるために、温かい真心とたゆまぬご尽力により貴重な貢献をされてきた皆様に心から感謝申し上げるとともに、外交関係樹立記念日のお祝いを申し上げます。

さらに、我が両国関係の歴史に金文字で記されるひとつの重要な出来事がまもなく起ころうとしています。日本国政府は先月、日本国天皇皇后両陛下が今夏にモンゴル国を訪問する予定であると発表しました。今回の訪問は、天皇皇后両陛下によるモンゴル国への初の国賓訪問となります。

モンゴル国と日本の「平和と繁栄のための特別な戦略的パートナーシップ」が、我が両国の国益と地域の平和と安定に資するよう、より一層発展繁栄することを心よりお祈り申し上げます。