天皇皇后両陛下の歓迎式典
フレルスフ大統領とボロルツェツェグ夫人は、天皇皇后両陛下を、スフバートル広場にて公式にお迎えしました。国家儀仗隊長による栄誉礼の後、両国の国歌が演奏され、式典の間には礼砲が鳴らされるなど、両陛下への敬意が表されました。
大統領夫妻と両陛下が国家儀仗隊の白色軍幟に対して一礼された後、天皇皇后両陛下は儀仗兵とご挨拶を交わされました。
大統領と天皇陛下は、歓迎式に参列された来賓の方々とご挨拶をされた後、チンギス・ハーン像にご拝礼なさり、その後、天皇陛下は国家宮殿の貴賓記帳にご署名なさいました。
歓迎式典には、モンゴル国の政府関係者、天皇陛下の勲章を受章されたモンゴル国民、ならびに大相撲の横綱経験者も参列しました。
ご訪問中、天皇皇后両陛下は、モンゴルの国民的祝祭である「ナーダム」の開会式に貴賓としてご臨席されるほか、「チンギス・ハーン国立博物館」、「ガンダン・テクチェンリン寺院」、「ホスタイ国立保護区」などをご訪問になり、モンゴルの歴史、文化、生活習慣等に親しく触れられるご予定です。また、上下水道管理局、「ガチョールト水源」、モンゴル・日本病院や教育機関などを視察されるほか、当地に在住する日本人代表や、日本と関わりのあるモンゴル国民ともご面会なさる予定です。
モンゴル国と日本国は、1972年に外交関係を樹立し、1996年から「総合的パートナーシップ」、2010年からは「戦略的パートナーシップ」、2022年からは「人を基盤とする」「平和と繁栄のための特別な戦略的パートナーシップ」へと関係を発展させてきました。